作品紹介

うしまど引手箱

滑りが肝心の引手箱。
船大工仕事の一つ「ノコズリ工法」を用いて引出しの継ぎ目の精度を高め、すべるような開閉ができる作品となっている。
また、細部に装飾された銅は作家自ら鍛金し、熱し冷ます時の微妙な温度変化によって独特の黒みを帯びた赤色に仕上げている。

外側は島根県産のケヤキを、内部にはヒノキを使い、隅々まで心が行き届いた小家を代表する作品である。
受注生産につき、引出しの数は自由に選べる。また、箱の角も鋭利なものと丸みを帯びたものとを選べる。

10段(角かく)
Size. W : 約30㎝ L : 約30㎝ H : 約45㎝
Price. 350,000円

刳りもの(曲線)
Size. W : 約35㎝ L : 約22㎝ H : 約25㎝
売り切れ

3段(角まる)
Size. W : 約22㎝ L : 約22㎝ H : 約27㎝
Price. 90,000円

手箱(備前焼ふた付き)

備前焼と木工が組合わさった珍しい一品。
備前焼のふたは小家自ら成形し、焼成は焼きものの師である島村光氏が行った。焼成によってひねりが加わったふたに合わせて木を削り、ズレのない手箱へと仕上がっている。
Size. W : 約14㎝ L : 約17㎝ H : 約20㎝
Price. 95,000円


椀は銅の打ちもの、ふたはケヤキの刳りもの。
見てはケヤキの木目をたのしみ、持っては銅の重量感をたのしむ。
銅は性質上、打つと衝撃で固くなる。鍛金用に特製した金槌で何度も打ちこみ、固くなるたびにバーナーで熱し、再び何度も何度も打っていく。
その作業を十以上繰り返したのち、ようやく椀が完成する。
そして、椀に合わせてケヤキを丹念に刳りこみ、最後に表面を磨いて完成の運びとなる。

円形
Size. W : 約12㎝ L : 約12㎝ H : 約5㎝
Price. 18,000円

楕円形
Size. W : 約20㎝ L : 約7㎝ H : 約5㎝
Price. 18,000円

オリーブの灯り

牛窓は、またオリーブの産地として有名なところ。
その牛窓ならではの燭台が、この作品。
キャンドルや石油系の油と異なり、オリーブオイルは燃焼に伴う匂いがほとんどせず、また火保ちもいい。
明るさは芯の長さを調節することで好みに変えられ、小さく出せば長く楽しむことができる。
本場イタリアでは、500年ほど前から灯りにオリーブオイルを使う文化があったと言う。
台座にはケヤキを使い、上部には銅を用いている。

円形
Size. W : 約12㎝ L : 約12㎝ H : 約25㎝
Price. 25,000円

長形
Size. W : 約20㎝ L : 約12㎝ H : 約25㎝
Price. 25,000円

飲食店のカウンターとテーブル

広島市中区にある酒楽食Lapin(ラパン)の店主、小坂則之さんが小家の個展を訪れ、
鋸摺りによってできる流線型の模様や精度の高さに魅せられ、新しく移転オープンする店舗のカウンターとテーブルの製作を頼んだのが始まりだった。
全長8メートルで120度に曲がったブーメラン型、そして本物の無垢材を使ったカウンターにしたいという小坂さんの要望にこたえ、
日本ではほとんど出回っていない島根県産のケヤキをつかい、鋸摺り工法を用いて作り上げた。
テーブルは、カトラリーを入れる引出しつきのものを製作した。

牛窓町関町におけるディスプレイ

牛窓港のほとりに位置する関町。
白壁の土蔵や格子戸、燈籠堂跡など港町として栄えた歴史を色濃く残す場所に
小家の叔父であった故福本宗夫の邸宅が現存している。
百年以上にわたって海風に耐え、過ぎ去り、変わりゆく牛窓の風景を前にじっと佇んできた。
この福本宅の一部をリノベーションし、大叔父である本多金一作の櫓(ろ)や、小家の作品の一部を紹介している。


牛窓の潮風(かぜ)。奈加山ヒロコとのコラボ作品


うしまどの櫓(花器)

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